「ひきだし」な理由

徒然
当サイト「hattoのひきだし」の管理人hattoは、漫画が大好きです。
漫画の中でも、薬学が絡むものが大好きです。薬草や薬膳やアロマやハーブ、スパイス等にとても惹かれてしまうのです。
赤い髪の女の子が宮廷薬剤師になったり、モンゴルの医者の青年が染物好きのお嫁さんをもらったり。
そんな漫画に出てくる、四角い引き出しのたくさんついた薬棚。
「hattoのひきだし」の引き出しは、あれをイメージしています。
ひとつひとつは小さめで、でも壁一面引き出しになっていて、それぞれに小さな名札がつけられている。
飾り気のない、素朴な、でも使いやすくて実用的。
私は、このひとつひとつに、ほんの少し心が軽くなる言葉や技術を収納したいのです。
そもそも自分の性格が、細かいところを気にしすぎたり、人の言葉に必要以上にひっかかったり、先のことを心配しすぎたりというものなので、不安の種が尽きません。「ああなったらどうしよう」「なんであの人はこんな言い方をしたんだろう」「こんな時どうすればいいんだろう」そんなことばかりです。
ですので、自分のために、引き出しが必要だと思いました。
「こんな時はこうしてみよう」「この言葉はこう言いたかった可能性がある」「これが心配ならこういう手を打っておこう」
自分が納得し、安心し、穏やかでいる為の、選択肢がいっぱいつまった引き出しです。
些細なアイデア、小さな思い付き、うまくいかないかもしれないけれどやってみたいことをひとつずつ引き出しに入れて、やってみる。
その薬棚の準備ができてしまえば、あとは、行動できます。
失敗したらどうしよう、という気持ちだけはちょっと横に置いておいて、あの引き出しを開けてみて、それが効かなければ今度はこっちの引き出しを開けてみる。

自分が穏やかに、楽しく行動するための、考え方や動き方のちょっとした技術を棚いっぱいに持っていれば、生きるのが楽になると思うのです。
自分の為の薬棚をつくり、引き出しに知恵を入れ、その棚を大きくしていく。
その薬棚の引き出しの中身は、もしかしたら自分以外の誰かのことも楽にしてくれるかもしれない。
そんなわけで、当サイトは「hattoのひきだし」という名前になりました。
本日も、お運びいただきありがとうございました(^^)

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